ウッドファイバー(簡単にいうと・・間伐材などの木をチップにして繊維化したもの)
を施工した写真ですが引き渡して初めての冬の状況を伺ってきました。
↓施工時(壁)の様子です。
・エアコンで暖を取っても湿度が丁度よく心地よい(この住宅のQ値は1.7)
→富山県のQ値基準は2.7なので約1.6倍の性能値となります。
・アパート時と比べると何か違う
↑施主の感覚です。
内装は普通にクロス仕上げ
気密シートもありません。
差異は断熱材のみです。
温熱環境は個人差もあるし、なかなか比べれません。
しかし、このような感想をいただくと
材料の選別は大事だと再確認しました。
因みに床はクリ無垢フローリング オイル仕上げ。
1階は無垢ブラックオールナット床暖用です。
ウッドファイバーとは、
断熱性能はもとより防音、防耐火、調湿機能など木でなければ持ち得ない特性を持っており、
生産エネルギーが他の建材に比べ極端に小さく、生産や廃棄の過程で廃棄物の発生がなく、
「地産地消」商品である。次世代型のエコ建材であるが大事な価格もエコである。
富山県魚津市の伊田直樹設計事務所 伊田。