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住まいづくりコラム②-作品って-2015.12. 3

前回触れた「作品」とはなんだろう?
 
 

森.JPG 

 
 
住まいを「作品」とするのは

ある種の「建築家」を自負する人

あるいはそれを目指す設計者たちの一部が 

与えられた条件は都合よく利用し

自分の創作意欲に没頭して「作品」を創り

「作家」としての認知を広げようとするためであって

その押しつけが「住む人のため」にならないことが多い。



自分を振り返ってみると大学では設計の授業で教わるのは

ほとんどこの住み手抜き、あるいは住み手軽視の

創作方法だけだったと思いだした。



しかし、建築の世界に20年弱いると

人それぞれ、それぞれの価値を見いだし

それぞれの方向へと進んでいくことが判る。




出口はまだ判らないが

「住む人のため」を入口に進んで行くことだろう。




今度は『デザイン』をテーマに。



富山で工事原価提示にこだわり施主と向き合う一級建築士です。

idanaoki





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