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住まいづくりコラム⑦-Q値-2016.01.29

富山で工事原価提示にこだわり施主と向き合う一級建築士 伊田です。

こんにちは。


森.JPG



最近、高断熱・高気密な住宅といわれてきた家が
超高断熱・高気密な高性能住宅といわれるようになってきている。

平成11年基準の断熱指標で熱損失係数Q値があったが
(平成25年基準ではQ値がなくなりUA値となった←ちょっと複雑です)
このQ値を国は富山県ではⅣ地域2.7以下を等級4とし融資などの基準とした。

昨年引き渡したN邸はQ値1.7で国基準の約1.6倍。

このQ値を1.0前後にした超高断熱・高気密な高性能住宅が巷で騒がれている。

性能を上げるにはコストもついてくるのでどのレベルが損益分岐点となるのか。

グラフで燃費表示すると分かり易い(家全体の年間暖冷房負荷を費(円)に換算したもの)
暖冷房費軒1200.jpg
低断熱プランはQ値3.7(約10年前に普通と言われた断熱性能←曖昧ですみません)
プラン1は国基準約1.6倍のQ値1.7の高断熱住宅。


合計を見てもらうと分かりますが、机上論では暖冷房費は約半分以下となった。
それだけの性能が担保された住宅だということが分かりました。

でも、生活の仕方で変わってきますね。


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