魚津の家(二〇) 軒の出寸法2017.05.19
11日目。
ブログ更新中に消えちゃった~覚えてないので違う内容になりそう.....
初めから何書いたか忘れた(笑)
新緑の時期、立山連峰と緑が綺麗です。
夏至の日は太陽高度が一番高く(76.7°)なりますが少し低くなる富山で最高気温を観測する8月(71.2°)を想定し軒の出寸法を設計してました。
今日は5月19日太陽高度72.9°とちょっと違いますが実際の現場はこんな感じです。
8月のお盆あたりには68.7°まで下がりますが窓に少し掛かるくらいで予想通りです。
2階南面窓は嫌な直射日光を遮り、心地よい通風が期待できます。
逆に1階リビングには冬期の暖かな日射を取り込むため大開口を設置。
夏と冬では相反する日射に対する考えを上手く取り込む設計を心がけております(笑)
銀色の遮熱防水シートの効果なのか、気温が上がってきたが内部では感じない。
換気扇など壁貫通部には気密防水部材を気密テープでしっかり固定。
外部壁内にはエアー胴縁(桧)による通気層。半円状にくり抜きし流れを確保。
縦胴縁(桧)による通気を確保する方法。2種類を使い分けしてます。
縦胴縁の上部に穴があり、ここから熱気・湿気が小屋裏の出口へ流れでます。
第3者機関の金物・防水検査も合格。検査員と世間話で盛り上がり色んな情報を頂きました。
全ての金物が付き、筋交い金物とホールダウン金物が接近した部分は延長金物で対応。
木の断熱材ウッドファイバーを施工中です。次回のブログで紹介します。