八尾のいえ(十一) 建て方2021.04.20
こんにちは。
先週、建て方を行いました。
あいにくの小雨模様と風の影響を心配しながらでしたが
何事もなく上棟を迎えることが出来ました。
今回は事前に屋根下地を加工場でパネル化し当日を迎えました。
建て方当日に現場で行うことも出来ますがスムーズさを求め
プレカット(機械)で出来ない、棟梁の手加工です。
この屋根形状の場合、通気が確保出来ないので空気の通り道(溝)を加工。
このような事をすることによって何が変わるのかというと
熱、湿気をとどまらせることなく逃がして
屋根温度の上昇を抑え、
下地の耐久性の向上が確保されます。
高断熱・高気密がよく言われますが通気も大切な要素となります。
(よく北側の外壁(サイディング部分)がカビて色が変わっていることが多いですが原因は通気が
確保されていないからです、数年後には大きな差が生じてきます)
空気の入り口~通り道~出口があって初めて通気確保ですが出口がない現場もよく見られます(笑
祝!上棟。
海の幸、山の幸をお供え!
頭付きの鯛がお目見え!
洗ったので足場に付けてきます。1枚ダメになったので新調かな~
今、ウッドショックなる木材流通が滞っています。オイルショック時みたくお金を出しても材木が
手に入らない、そんな前兆にきています。この業界にとって大変な事なんです。
この現場は確保できましたが。。。本当かよ~
富山県の木材供給も5月ぐらいでストップしそうだとも言われていて今後の動向が気になります。
そんなことにはならないでしょう~とも思ってはいますが。。。。
契約間近の方は慎重に(笑)