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神谷のいえ(十四) 建て方2022.11.23

こんにちは。





11/22 いい夫婦の日に建て方を行いました。
9時過ぎまではあいにくの小雨、10時前には雨は止み曇り空に。

暑くもなく寒くもなく、過去1番スムーズに捗った建て方でした!
職人さんも私も達成感!達成感!笑
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今回の現場で初めて試みた気密処理
見る人が見たら「そこをそこまでする!」でしょう。
今まで中間気密測定で0.1~0.3を出してきましたが
今回の建物形状がコの字型で外壁面積がいつもより大きい
ということは気密の欠点になる所が多いことから
設計士仲間からアイデアを貰い、速攻試して見ました笑
伝い漏れする箇所として木材が欠いてあるところ
金物を付けるために穴が開いているところに
外側からテープで気密処理しました。
どこまで処理として効くかは不明なところですが笑
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金物が付いていて断熱欠損になる所は
ウレタン吹付後テープで気密処理してます。
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こうして見ると至る所にテープが貼られてます。
ということはこれだけ伝い漏れする箇所があることが分かる。
でもこれは過剰なのかもしれない。
C値が0.1~0.3なんて外気風量や測定誤差もあり
そんなに気にする差ではないとは思っている。
今回は建物形状に配慮した結果、試みてみた。
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このテープ処理は面材で抑えることにより
一生剥がれることはなく
今後、木材が痩せて隙間が広がったり経年劣化が起こったとしても
この気密処理は劣化することなく保持できることでしょう。
(気密性能は数年後、数値として0.2ぐらい劣化すると言われている)
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この資材価格高騰する中、外部に張る構造耐力面材も他社を選択肢に。
だって価格が1枚当たり1,000円違うので全部で8万ほど変わってくる。
今までのものと素材は違うが性能はほぼ変わらないから安心できる。
この面材、最近は全国的にも採用率が高いらしい。
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天気予報では建て方翌日の23日は雨予報なので
内部に雨が入ったり濡れたりしないように施工したく
屋根の防水紙も貼ることができチーム連携感を強く感じた日だった。

プロ職人・業者としては図面通りに仕事をすることは当たり前
「施主や設計者の気持ちを汲み取って仕事をする」
出来そうでできないこと、みんなに感謝!

建て方後は数日雨ざらしって
乾くから良いけど気分的に嫌ですもんね。




富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
原価を公表する分離発注方式により
高気密高断熱住宅 『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。

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