上飯野のいえ(三) 実施設計開始2023.11.13
こんにちは。
来年施工予定の物件の実施設計を行っています。
基本プランが固まってきたので構造的に大丈夫なのか検証します。
まずは壁量計算から
バランス良く耐力壁を入れていきます。
基本プラン設計時にもバランスを考えながら平面計画を行っているので
耐力壁線間距離もクリアしやすいです。
今回は平屋なので柱直下率や耐力壁直下率は関係しません。
偏心率はX方向0.01、Y方向0.01!
これは地震など揺れが生じた場合、力の偏りが起きないようにする項目。
偏心率(剛心と重心の差)は0.15以下には持っていきたいと思いますのでクリアですね。
基準法の約3倍の壁量を確保(X方向)...
でも、何倍とかではなくバランス良くします。
次は床構面の床倍率を計算!この強度は大切、耐力壁だけではダメですね。
水平面の強度も考えないと!
これで耐震等級3をクリアします。
(耐震等級3だとこれくらいの耐力壁(赤い所)が入ります)
構造チェックしたので3Dパースに取りかかります。
小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。