足場が解体され外観全容が現れてきました。

全体的に白でまとめられた平屋住宅です。

軒は1200mmあり夏の日射を遮ってくれる

そして、外壁を雨風から守ってくれる

3連縦長窓にはコの字型の庇があり

東西からの日射も遮れるようにした

猛暑日になると直達日射を遮ることが大切となる

これは小さなエネルギーで空調するため必須

今後ますます気温が上がると思うと

なお重要になりそう

直達日射を遮っても暗くはならないことは

内観写真を見てもらうと一目瞭然

また、窓のAPW430トリプルガラスにはLow-E膜が2層

（APW330はLow-E膜 1層）

日射を遮る膜がダブルであるので室内に熱が入りにくいようになる

冬は日射が欲しいので方角によって

日射遮熱タイプと日射取得タイプを使い分ける

↓この家の性能値
Ua値0.31
C値0.2以下（完成測定目標値）
耐震等級3相当

この断熱クラスになると

壁掛けエアコン1台で生活は一変すると言われる

一般的クラスUa値0.45前後→Ua値0.3前後にするには

200万弱コストが掛かるがローン期間35年で割り日換算すると

2,000,000（円）÷35（年）÷365（日）＝156.55円/日

コスパを問う時代ですが壊れないノーメンテナンスな断熱性能部分に

156.55円/日はコスパ高なんじゃないかな

この156.55円をどう捉えるか！

ジュース1本分です！

壊れないってのが重要ですよ

200万で大規模修繕工事があとから出来れば良いですが

誰が考えても無理なのは分かりますね笑

空間の抜け感を意識した平面構成をご覧ください。