堀切のいえ(四) 気密って...2024.10.30
こんにちは。
前回の最後に気密って言葉を出したので
気の向くままに書いてみます。
(写真は構造体を分かりやすくしたパースで
全く関係ありません...)
気密とは...
住宅における「気密性」とは
隙間からの空気の出入りを防ぐ性能です。
気密性の高い住宅は
室内の空気を屋外と分断できるため
室内の温度や湿度をコントロールしやすく
快適に過ごすことができます。
空気を入れ換える換気とは
全く異なる役割なので
息苦しくなることは
一切ありません。
(勘違いな情報もあるので書いておきます)
メリットは?
・断熱性能を保てる
外と室内の空気の流出入が少ないため
一定の温度を保つことができる
・効率良く空気の入れ換えができる
無駄な隙間がないため建物全体の換気を
コントロールすることができる
・光熱費が抑えられる
外気の影響を受けにくいため冷暖房を効率良く
動かすことができる
・快適な湿度を保てる
外気の不快な湿気も遮断することができる
・結露を防げる
結果的に結露を抑制できる
・健康になれる
最後が1番大切なことになりますね。
C値とは?
家にどれだけの隙間があるかということ
(隙間とは無駄な隙間になります)
「相当隙間面積」とも呼ばれ気密測定時に判明します
C値が小さいほど隙間が少ないことを示します
床面積100㎡(約30坪)、C値1.0の場合は
10cm×10cmの穴が開いているということです
因みに最低C値1.0以下にしましょう...と言われます(笑)
このC値は気密測定によって測ることができ
自社ではなく第3者に依頼し
「中間気密測定」と「完成気密測定」
この2つは目的が違うので
2回されることをお勧めします
あくまで公表できる数値は「完成気密測定」の値ですので注意!
中間気密測定だけ行い公表する人も散乱しています
何故かというと
完成気密は中間気密より値が落ちる可能性が高いからです
羅列してしまいましたが
無駄な隙間を無くそうということです!
自社の目標はC値0.3ですが
何故かという理由もあるのですが
問い合わせてください!(笑)
小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。