『デザイン』とは・・・。
建物をデザインする・・・
洋服をデザインする・・・
町をデザインする・・・・・
人生をデザインする・・・etc
いろんな場で使われるが要するに『設計』という意味である
以上の例からしても 不格好なデザインは決していいとは思わない
最悪なのは「生活」より「経済」を優先する社会の支配的な価値観が
人を追い立てるようにして暮らしのすべてに浸透し
『デザイン』も変えられる要因であること
安かろう悪かろうの時代は終わったと思う
しかし、コスト削減・・・・削りすぎ・・・・行く末は・・・・
『住まうひと』を第一に考え
正しい判断・選択が求められる
自分の好きな「軒」(のき)を例にすると
~安価でデザインのいい軒のない木造住宅がいい~
この例には経済性の他、
リスク(コーキング頼りになり雨漏り・汚れ・嫌な日射etc)も付いてくる。
一部分ならと思うが全てをとなるとどうかと思う。
軒が深い建物が良いと思っているが上記のリスクは軽減され経済性が悪くなる。
住み手は家に安心・安全を求めている。
軒は雨、風、雪から家を担保してくれるであろう存在だということを忘れてはいけない。
デザインは好きなので格好悪いもので良いとは思っていない
「デザイン」とは無駄なものを削り落すことだと認識する
伊田直樹建築設計事務所 伊田
富山で工事原価提示にこだわり施主と向き合う一級建築士です。