富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
分離発注方式により
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。
こんにちは。
先日の蛭谷和紙製作の模様をUPします。
この日は11月下旬、インフルに掛かり病み上がりだったけど
5人の予定を合せて設定した日なので楽しんで体験させてもらいました。
一般体験ではこの大きさの木の枠ではなく
もっと小さな枠でするみたいです。
折角ですし現場に実際納める大きさ、実物大でやりましょう!と。
それでは、せいのっ
初めて漉いてるとこです。
以外に重たいんです!水平に均等に漉きたいんですが......
変なところに力が入ってて、腕がピクピクっ!
後ろ姿も誰かさんが撮ってくれました.....
木の枠(ちらっと後ろに写ってますが)から取り出し
そーっと、そーっと。
なかなか、ここが緊張しました。
最初が一番難しく、角が欠けたり形が崩れたりして、慎重に剥がします!
最後にわかりますがここが大切。
何枚も重ねていき、水分を飛ばすために重しをかけます。
梁にジャッキを掛けているので作業小屋が少し浮いてました。
そして、水分を抜いたものを乾燥させていきます。
薪を入れ温かくなった乾燥器?に貼りつけます。
熱さはこんな感じ、あたたか~い(笑)
さぁ、しわが出来ないように、ピタッと。
お茶を頂き、一服したら乾燥してました。
青や黒い布は一方向にサッと引くと
このような乾燥した和紙が出てきます。
乾燥した和紙もベロベロ~っと剥がすと癖がついてモノにならなく
これも一方向にサッと力を入れると取れます。
ちょっと歪な形になってるのもあり、やはり最初の剥がす時が、ね。
なんとなく要領を掴み
みんなで100枚ほど製作してきました。
お土産に自分たちが作った和紙を頂き、終了!
滅多に出来ないこの貴重な体験、
川原さん、そして、施主に感謝。