富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
分離発注方式により
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。
こんにちは。
現在の法規制ではまだ義務化されてませんが
外皮断熱性能を表すUa値を判りやすい3Dで再確認。
開口部(窓)の断熱仕様U値なども一つずつ確認(赤くなっている窓部分)
色的には
開口部は緑
壁は橙
天井は黄色 (赤っぽくなれば良い性能です)
一目瞭然、窓が一番熱が逃げやすいことが分かる。
富山の基準はUa値0.87なので余裕でクリアするUa値0.56なっております。
設計値は設計値、数値は同じでも使う断熱材で家の価値って違うはずだが
今の法規では数値だけで判断されるのでこの値も指標の一つです。
細かく部位ごとに性能を設定すると建物全体の断熱性能が数値化されることになる。
断熱等性能等級は全て等級4となり
平成28年省エネ基準は適合。
このレベルを標準と考えている。
部位別で天井・外壁・床・開口・基礎を比べると
開口ではガス入り樹脂スペーサーの樹脂サッシAPW330を採用したので
設計値は地域の基準値の1/3程度で大幅にクリアしていることが分かる。
(上のグレードのAPW430にすると原価で80万UPでした)
総合でレベルUPするには
天井断熱を強化(セルロースファイバー吹き込み等で)
外壁を付加断熱したり
開口サッシをグレードUPしたりですね。
Idanaoki