富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
分離発注方式により
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。
こんにちは。
123日目。
ワイヤーメッシュを敷き枡の高さ調整も終わり、
約100㎡の土間コンクリート打設準備が整いました。
(かぶり厚を調整するブロックはまだ散乱してます、打設する直前にやります)
これだけ広いスペースをコンクリートすると必ず割れが発生するので
要所要所に伸縮目地を敷設して縁を切ります。
コンクリートは乾燥や振動によりひびが入ってしまう性質を持っています。
髪の毛ぐらいのひびはコンクリート強度には全く支障はありませんが美観を損ねてしまうので
小さなひび割れを防ぐために伸縮目地を敷設します。
補足すると大きなひび割れはワイヤーメッシュが防いでくれます。
コンクリートの乾燥による収縮であったり、
熱による膨張だったりする伸縮を緩衝材による目地で解消します。
目地と言えばタイルや植栽で伸縮目地をとるケースもあります。
マニアックなブログになりましたが土間コンクリートひとつ取っても
いろいろ考慮する要素があります。