こんにちは。
カメラを借りて自分で撮ってみました。
カメラマンに依頼した時、土間コンクリートが未完で...このアングルが無かったんです。
天気も良く外観なのでそれなりの写真が撮れました。
先日、ホームページに気密、断熱、耐震について問い合わせがあったので
内容を共有するためこちらに書きます。
(1)全ての住宅で気密測定を行っているのでしょうか?
また、行なっている場合のC値の実測値はどのくらいでしょうか?
・C値はこの施工だと自分の経験値からC値0.6ぐらい、もっと求めるならこの施工方法でC 値0.2ぐらいです、と説明し測定は希望されれば行います。気密をとる施工方法は何パターンかあり利点など説明した後、決定されてます。補足すると計画換気が成立するのはC値1.0以下、強風・内外温度差の影響を受けないで計画換気を達成出来るレベルはC値0.5以下と言われており、平成11年基準では高気密の定義は北海道でC値2.0以下とされてました。
(2)HEAT20G1やG2のスペックの達成は可能でしょうか?
また、それらの場合どれくらいコストアップするのでしょうか?
・HEAT20G1はUa値0.48なのでUa値0.5ぐらいを提案しています。理由は約40万ほどのコストアップで達成するからです。自社で計算しUa値提示しています。HEAT20G2のUa値0.34(Q値換算1.3)は建築専門誌に取り上げられるレベルではっきりした金額は答えられませんが安価な方法でも200万弱はアップします。現在の流通・製品価格からG2レベルを求めるとコストアップは大きいです。
(3)耐震性については建築基準法に対して何倍の耐震性を確保していますでしょうか?
・基準法地震力の1.5倍です。 耐震等級3レベル(基準法の1.5倍)を取れるような設計をしています。
このようにお答えしました。
・気密は現場での気密試験によって示すC値
・断熱は断熱材の厚みや窓の仕様によって示すUa値
・耐震は耐力壁の量やバランス、床倍率(床剛性)などによって示す等級により判断されます。
住宅で関心が高まっている3つの要素です。
富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。原価を公表する分離発注方式により『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。