こんにちは。
断熱・気密工事も終え福田温熱空調の福田さんに中間気密試験を行ってもらいました。
この日は外気温度19.5℃ 曇り、無暖房の現場10時時点で室内温度は16.4℃
断熱が効いてます、11月中旬朝晩は寒くなってきましたが無暖房でもまだ行けそうな数値です。
結果はC値0.5cm/㎡
実際どれだけの隙間かというと73cm2なので8.5cm角の隙間。
C値は相当隙間面積、建物の隙間の面積の合計(cm2)を建物の延べ面積(㎡)で割った値で、
その建物1㎡当りにどれくらい隙間があるかを表わしています。
このC値が小さければ高気密住宅、大きければ低気密住宅になります。
C値1.0cm/㎡以下が高気密なのかな...と思われ
C値0.5cm/㎡で計画換気が出来ると言われてます。
思われ....言われ....って表現になってますが正式は基準が今はないんです。
(数年前はC値2.0cm/㎡以下が高気密って基準でした)
次に大事なのはn値(隙間特性値)
n値はどのような隙間の集まりなのかです。
n値は1から2の間の数値で1に近ければ細かい隙間の集まり、2に近ければ大きい隙間もあること
を意味しており、どうような施工をされているかが問われます。
n値は1.32
細かな隙間の集まりで丁寧な気密工事であることが判明。 ひと安心しました(笑
あと、ここ重要。この数値が1.7とかだったら大きい隙間があり結露も心配。
気密試験風景、減圧法です。
試験後は魚津市建築士会の仲間も参加し
福田さんから気密についての勉強会をしてもらいました。みんな興味津々!!
富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。原価を公表する分離発注方式により『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。