こんにちは。
上棟から1ヶ月経過しました。天候に恵まれた1ヶ月でした。
が、、今年は梅雨が早そうですね。
今は外部面材で耐力を取る工法がほとんどです。
外周周りには筋交いを入れないように設計し断熱欠損を抑えます。そして、全体のバランスは
内部間仕切部分に筋交いを入れ耐震等級3レベルまで持って行きます。
今でもホールダウン金物が2~3本とかしか入ってない現場を見かけますが最低基準の建築基準法
ギリギリは守っていると思ってください。耐震等級3レベルでは10~15本ほど入ると思います。
富山県では耐震に対する考えが低く、気にしてないのかな???
外周にはデュポン社のタイベック(透湿防水シート)を貼ります。
コスト削減でタイベック以外を使用している現場は要注意!自社の名前が印刷せれてて分からない場合もありますが1本当たり2割ほど安いのかな。やはり安い理由があります。
10年後はどれだけの性能があるのか心配、築8年リフォーム現場で見たときはポロポロと粉っぽくなっていました。こうなるともう普通の紙ですね。防水性能なんてゼロ??
今のウッドショックも怖いです!材木は適材適所で材種を変えています。
分かりやすく言うと外部には水に強く粘り強い木にするとか、でも今は手に入りにくいので
手に入るもので、なんてことをするともうメチャクチャです。
いやもうそうしているところが続出、こんな時こそモラルです(笑)
施主がカワイソウ。。。
この現場分は抑えましたが次のは未確定。。。
1本500円してたものが1500円なんてものも。。。どうなるの!!!
富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。原価を公表する分離発注方式により『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。