こんにちは。
「良いと思うから提案しました!シリーズ2」
床板は「複合フローリング」と「無垢フローリング」がありますが無垢フローリングから選びます。
複合(合板・シート)フローリングは最初から選択肢にないのでメリット・デメリットは割愛します。
今回は杉無垢浮造りフローリングを採用しました。針葉樹の杉は柔らかい部類になり
この柔らかさと肌触りは私たちにとってメリットが沢山あります。
デメリットは相反します柔らかいことを挙げることが多いです。
資料を引用すると大学教授の共同研究
「無垢フローリングと合板(シート)フローリング材への足裏接触が生体に及ぼす影響」では
杉材はシートフローリングに比べ好感触でリラックス等、快適な印象評価となり、
脳波による結果も副交感神経活動がシートフローリングに比べプラス反応が多く見られます。
この実験から、無垢木材が心理的にもリラックス効果をもたらし、副交感神経も活発になることが
解明されています。
多くの時間を過ごすと言われる寝室、子供部屋にも無垢フローリングを採用することによって
これらの効果が実感いただけると思います。
↓床板張り状況です。
↓ボンドを付けタッカーで止めていきます。
このような表情をしています。目に優しく柔らかい雰囲気を感じます。
今は白っぽいですが日焼けしてアメ色に経年変化していくのも魅力の1つです。
革製品にオイルを塗ってアジを楽しむ感じに似ていますね。
↑この魅力をいいと感じず床はキズが付かなく硬いほうがいいと思われる方は、
タモ、ナラ無垢フローリングなど広葉樹(硬い部類)をお勧めしています。
↓タモ無垢フローリングを施工した「荒川のいえ」です。
↓ナラ無垢フローリングを施工した「八尾のいえ」です。
最終的には硬さは施主の好みになりますが「無垢」というカテゴリーは外すことはありません。
家まるごと約10万UPで無垢板を提案しています。差額なしの無垢フローリングもあります。
シート貼りフローリングを勧めることは絶対ありません(笑)
だってシートがめくれてきますから...
めくれると直しようがありませんので困ります。
富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。原価を公表する分離発注方式により『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。